物語
『エミリー、パリへ行く』を見始めたときは、ただの軽いロマンティック・コメディだと思っていた。華やかなパリの風景とファッションを眺めるだけでも楽しめるドラマだった。
でもシーズン1の最終話で、エミリーが隣人のシェフ、ガブリエルとキスするところをカミーユに見つかってしまう瞬間、このドラマはただ綺麗な映像で終わる話じゃないと分かった。
話数を重ねるごとに、ワークライフバランスを重視するシルヴィーと成果に執着するエミリーの間の緊張関係が、ただの笑えるネタではなく、多くの人が共感できるリアルな文化の違いだと気づいていく。
そのうち劇中に出てくるカフェやレストランが実際に存在する場所だと知ってからは、まったく別の楽しみ方で見るようになった。
플라스 달리다, 몽마르트르(파리) · Riggwelter 촬영, 2006년 8월 · CC BY-SA · Wikimedia Commons
ガブリエルのレストランとして登場するテラ・ネラは、カルチェ・ラタンに実在するイタリアンレストランだ。ドラマの人気を受けて、シーズン限定のテーマメニューまで出したという。
さらに面白いのはカフェ・ド・フロールだ。エミリーが知的な魅力のトマと出会うシーンが撮影された場所だが、実際にサルトルとシモーヌ・ド・ボーヴォワールが通っていたカフェだったという。軽いラブコメの舞台にしては、密かに格が違う経歴だ。
シーズンが進むにつれて三角関係もどんどん複雑になっていく。ガブリエルとカミーユの間で揺れていたエミリーは、その後イギリス人アルフィーと新しい恋を始め、物語をまったく別の方向へと引っ張っていく。
個人的に一番驚いたのはシーズン4の後半だ。エミリーがシルヴィーの新しいエージェンシーに加わることを決めると同時に、パリで築いてきた関係の一部を自ら整理する選択をする。ずっと迷い続けていたキャラクターが、初めてキャリアのために確固たる決断を下す瞬間だった。
シーズン5からは舞台がローマとヴェネツィアにまで広がる。スペイン広場やフェンディ・ローマで撮影されたファッションシーンも、実際のローマを代表する名所そのものだ。

팔레루아얄 정원, 파리 · CC BY-SA 4.0 · Wikimedia Commons
そしてここでマルチェロという新しい人物が登場し、エミリーはパリとイタリアのどちらに心を置くのか、再び試されることになる。三角関係の相手がシーズンごとに変わってもこのドラマに飽きない理由が、ここにある気がする。
エミリーのアパートがあることになっているエストラパード広場も、パリ5区に実在する小さな広場だ。
「エミリーはガブリエル、アルフィー、マルチェロの誰と結ばれるべきか」は、シーズンごとにファンの間で熱く意見が分かれるテーマだというが、私自身シーズンごとに気持ちが変わるのを見ると、このドラマはわざとそう作られている気がする。
だからこのドラマは、ただ眺めて感心するだけで終わらせるにはもったいない作品だ。劇中に出てくるカフェやレストランのほとんどが実在し、実際に訪れられるという事実が、何度でも見返したくなる理由になっている。
私もパリに行ったら、カフェ・ド・フロールには絶対に一度座ってみたい。サルトルが座っていたその席で、エミリーのように見知らぬ誰かと会話を始めてみるのも悪くなさそうだ。
この場面の実際の場所
代表ロケ地TOP5
에스트라파드 광장 (Place de l'Estrapade)
関連
테라 네라 (Terra Nera, 라탱지구 포세생자크 거리 18번지)
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드 발루아 광장 (Place de Valois)
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팔레 루아얄 정원 (Palais Royal Garden)
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알렉상드르 3세 다리 (Pont Alexandre III)
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登場人物とキャスト(14名中8名)
人物の関係や物語の詳細は地図画面で確認できます。
エミリー、パリへ行くのすべての場所(15か所)
에스트라파드 광장 (Place de l'Estrapade)
A small square in Paris's 5th arrondissement, the fictional setting for Emily's apartment.
테라 네라 (Terra Nera, 라탱지구 포세생자크 거리 18번지)
Gabriel's restaurant is a real Italian ristorante in the Latin Quarter (5th arrondissement), at 18 Rue des Fossés Saint-Jacques. Since the show's success, it has reportedly leaned into the fame with occasional themed menus.
드 발루아 광장 (Place de Valois)
A square in Paris's 1st arrondissement, the setting for Emily's marketing firm.
팔레 루아얄 정원 (Palais Royal Garden)
An elegant Parisian garden used for Emily's meetings with Mindy.
알렉상드르 3세 다리 (Pont Alexandre III)
An ornately decorated bridge used as the backdrop for advertising-shoot scenes.
팔레 가르니에 (오페라 극장)
Paris's ornate opera house, used for the opera-attending scenes.
몽마르트르
A hilltop artists' neighborhood used for many of the Paris strolling scenes.
뮤제 데 자르 포랭 (Musée des Arts Forains)
A vintage fairground-attraction museum used for party scenes.
카페 드 플로르 (Café de Flore)
A historic café on the corner of Boulevard Saint-Germain, used for Emily's meeting with her intellectual love interest Thomas. It was a real haunt of Jean-Paul Sartre and Simone de Beauvoir — a landmark in Parisian intellectual history.
프로방스·프렌치 리비에라
France's southern Mediterranean coast, the backdrop for vacation-episode scenes.
므제브 (Megève)
An upscale ski resort town in the French Alps.
코스타구티 광장 (Piazza Costaguti, Rome)
A square near Rome's Jewish Ghetto, the base for the Season 5 Rome storyline.
스페인 광장·펜디 로마 (Spanish Steps·Fendi Rome)
Rome's iconic steps, used for the fashion-focused scenes.
베네치아
The city of canals, added as a new setting in Season 5.
실제 식당·호텔 (파리 대표 지점)
The real restaurants and hotels featured in the show, with booking info updated periodically.